マイクロソフトのクラウドゲーム「Xbox Cloud Gaming(Beta)」とは？

Xboxのクラウドサービスが世界のゲーム市場をまたひとつ進化させたのをご存知ですか？それが、今回のテーマ「Xbox Cloud Gameing（Beta）」です。詳しく見ていきましょう！

ゲームの歴史
全てのデバイスをゲーム機に変える「Xbox Cloud Gaming」
- クラウドゲーミングとは？
「Xbox Cloud Gaming」を利用するメリット
- ネット環境さえあればいつでもプレイ可能
- インストールやアップデート不要！ストレージの心配もなし
「Xbox Cloud Gaming」の使い方
最後に

ゲームの歴史

1970年代～1980年代で「ゲーム」と言えば、アーケードゲームのことでした。その後、家庭用ゲーム機が生まれ、ゲームの時代はゲームセンターから家の中へと変わりました。

そして、その家庭用ゲーム機もテクノロジーの進化により小型化していきます。1990年代ゲームの進化はトップスピードを誇り、2Dから3Dへと移行していきます。そんな3Dを最大限に高めようとするプログラマーが現れ、現代のFPSの元祖とも言えるゲームが生まれます。

2000年代中ごろには、家庭用ゲーム機や家庭用PC、オンラインゲームと近年のゲームと変わらない状態になります。

グラフィックやテクノロジーは進化し続け、3DからVR（バーチャルリアリティ）へ。更には、インターネット普及率との相乗効果でゲームの世界が広がりました。

そして、最近登場したのがXboxのクラウドサービス「Xbox Cloud Gameing」です。

全てのデバイスをゲーム機に変える「Xbox Cloud Gaming」

「Xbox Cloud Gaming」を簡単に説明するなら、ゲーム用途ではないスマートフォンやタブレット端末、普通のパソコンでも、Xboxのハイエンドゲームが楽しめるようになるサービスです。家庭用ゲーム機を買わなくても、サブスクリプションサービスのプランを購入するだけで、手持ちのデバイスがゲーム機に変わるのです！

最新のニュースではマイクロソフト社がサムスンと提携し、サムスン製のスマートテレビに「Xbox Cloud Gaming」の機能を搭載することが決まりました！これにより今後は、サムスン製のスマートテレビにコントローラーのみをBluetoothで接続するだけで、すぐにゲームをプレイすることが可能になります。

クラウドゲーミングとは？

クラウドゲーミングとは、Microsoftのクラウド技術によって、クラウド上にあるサーバー群の中でゲームそのものを動かし、プレイヤーが使っているハードウェアの性能に依存しなくても、ハイエンドなゲームをプレイ可能にする仕組みです。日本では、2021年10月より利用可能となりました。

「Xbox Cloud Gaming」を利用するメリット

ネット環境さえあればいつでもプレイ可能

「Xbox Cloud Gaming」最大のメリットは、デバイス端末（ハード）を問わず、ネット環境さえあればゲームがプレイ可能になることです。「Xbox Cloud Gaming」はアプリやブラウザから直接ゲームが遊べるので、Xbox本体がなくてもスマホやタブレット、PCとあらゆる端末でゲームがプレイすることができます。

インストールやアップデート不要！ストレージの心配もなし

マイクロソフト側のサーバーに、常に最新バージョンのゲームが置いてあるので、ゲームのインストールやアップデートも不要で、ストレージの容量を気にすることもアプデ待ちをすることもありません。遊びたい時に遊びたい場所で、コントローラーを接続してゲームを起動させればいいのです。また一部のタイトルは、タッチ操作に対応しているものもあるのでコントローラなしで遊ぶこともできます。